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第十回「終わりは始まり」

無事尼崎ぱーちー終わりました

ご来場いただきました皆さまありがとうございました!実行委員の皆さまお疲れ様でした!打ち上げ楽しみっす!

尼崎ぱーちーfacebookページ、尼崎ぱーちーfacebookイベントページに城さんが撮影してくれたナイスな写真が700枚近くアップされています!

私の長文乱文駄文などは必要なく、アップされている写真を見ていただけたらどういうイベントで、大成功で、素晴らしい祭りだったかは十二分超えて百二分、千二分伝わるとは思うのですが、約2ヶ月間blogでお付き合いしたよしみじゃないっすか、いつも通り副音声的に私の主観大盛りで書かせていただきたいなと思います

おい、大体前回最終回だったのに何もう一回書いてるんだよという皆さんにこう言いたいです

ライブやコンサートで言う所のアンコールですよ

尼崎ぱーちーという大舞台に人気皆無の私がblogというライブを行ったアンコールが今回のblog 想像してみてください

アンコール無いと思って帰ったガラガラの客席の会場を、、、、

尼崎ぱーちー参加してたお友達にblogもう一回だけ更新されてたよって、かわいそうだから見てあげようよーって宣伝お願いしますね

では始めたいと思います

当日会場を歩いているとこれまで半年間、実行委員でミーティングしたあれやこれやそれやどれやがあって、そのどれもが何度も話し合ったからこそのあれやこれやそれやどれやになっていて、何度も涙が出そうになりそうになりました

限りなく涙が出たに近い「出そう」というこの状態はある種、涙が出たよりも出た状態だったのかもしれないなと涙が出ていない目で青空を見上げて思いました

全てを書くと明々後日くらいになってしまうので数点だけ

ミーティングで重機(ブルドーザーやショベルカー)で子供が怪我しちゃいけないから重機の周りにはコーン(とんがりコーンじゃないですよ、三角のコーンですよ)を置いてバリケードしましょうという案が出た時に、実行委員の皆さんは「それなら重機を置く意味が無いです、コーン(ポップコーンじゃないですよ)を置かずに安全を守れるシステムを考えましょう」と、ここは絶対通させないっすよという確固たる信念を感じました

バリケードがあったら乗れないし近付けない、私達は乗って欲しいし触ってほしいしそれを遊具として利用してほしいという願いがありました

私の家の近くの公園でも危ないからという理由で地球みたいなのがグルグル回ってた遊具も、吹っ飛ぶんじゃないかってくらい知らないおっさんに回されたタイヤに鎖が付いた遊具も動かないようにガチガチに固められています

んなもん危ないに決まってるんですよ

ガチガチに固める側の大人も子供だったはずなのにその頃の感覚忘れてしまったんですかね?子供を舐めすぎているなって思います

小学生の頃ジャングルジムのてっぺんに立って手放しで歩いている時、私は落ちたらこれはやばいな、死ぬかもなって恐怖と葛藤しビビりながら歩いていました

わかってないわけではなくて、その恐怖と自分の能力をキチンと理解してたんだと思います(とかいいながら私も友人も怪我してましたので、公園の遊具の問題に関しては極論では語れないなとも感じております)

安全はとても大切ですが危ないからといって全て取り上げてしまうと、危ないという感覚を体感できないまま成長し、本当に危ない時に危ないって思えないんじゃないのかみたいな事も考えたりもします

今回の重機に関する安全確保は実行委員が重機周りに常にいるはじめてのおつかいのカメラマン的に付かず離れずバレずにそっと監視するという方法になったのですが、当日私もはじめてのおつかいのカメラマン的に付かず離れずバレずをモットーに監視していたのですが、数回危ないかもなーって時があり、それは危ないからやめようぜー的に注意しようと思ったら重機近くでご飯を食べていた男性が私の代わりに注意してくださり、子供もそれはダメだとわかっていたのか新しい遊び方を開発しさらなる遊び方の研究に没頭しておりました

その男性の感じからその子供さんのお父さんとかではない感じだったのがぐっときました

昔は近所にこわいおっさんいて怒られたりしたなーとかそういう昭和的な空気感も尼崎ぱーちーには流れてたのかなと思うと嬉しくなりました(その子供さんに注意してくれた男性は若い方で、言い方もかなり優しい方でした)

重機だけではなくドカンもジャイアンみたくリサイタルだー的に上に乗ってもらったり、中を基地みたいに使ったりしてほしいなとミーティングで話しあっていました

当日ドカンの上にはイナバ物置ばりに人が乗っていて、ドカンの中は富士山の山小屋で寝させられるくらい間隔狭く子供達が寝そべってお話をしていました

ドカンに登る際、木の看板を踏み台にして登っていたのですが(ここは目を瞑ろう)踏み外してこけた子供にお父さんでしょうか「違う違う!ここらへんや、ここらへんを蹴って登るんや」と指導しているのを見たりしていると公園で転んだり、土や芝生で汚れてけど土や芝生はアスファルトより優しいから汚れるけど大した怪我はしなかったなーなんて思い出しました

まだまだまだまだ沢山ありますがそういった実行委員のミーティングでこうなっててほしいなー、こうやって遊んでくれたら最高だなっていう想いをさらに上回る景色が沢山あって尼崎すげーだろ って尼崎の人達にいうのは変なのですがそう思いました

このblogは今回で最終回ですが最終回だからっていってもう書いたらダメなんて事もないと思うんです

お前何言ってんだ?ってなるかもしれませんが今回の尼崎ぱーちーのblogの最終回であって、今回の尼崎ぱーちーが終わったという事は次の尼崎ぱーちーへの始まりで(やるかどうかも知らないのですが可能性はが0じゃない限り始まってるんだと思うんです)その次への始まりのblogを私であっても私でない誰かであっても書いていいんだと思うんです

私達は未来へ一方通行で進んでいってその未来はなるべく楽しい方がいいし放っておいても楽しくなるわけではないので少しだけ面倒ですが楽しくなるように動いたり仕掛けをしたりしなきゃダメっすよね

尼崎ぱーちーはそういう少し面倒だけどそういう動きや仕掛けなんだと思います

今回尼崎ぱーちーにこれなかった方が「今回こんだけ大きな規模でやったら次のイベントはもっと大きくしなきゃいけないから大変だね」と言いました

私はわかりませんが世間にあるイベントの成功のイメージはそうなのかもしれない、仕事もそうなのかもしれないですね

利益や規模、露出の拡大

けれど今回尼崎ぱーちーに参加してくださった皆さまはそうは思わないんじゃないか?っていう感覚が私にはあります

利益や規模、露出の大きさではなく味の濃さっすね

次回あるならめちゃくちゃ小さい規模で濃厚なやつやりたいなといつかのミーティングでGASAKI BASEの足立さんが言ってるのを聞いた時、味濃い出店者で小さい尼崎ぱーちー開催→そこに関係する人全て実行委員になる→実行委員がかなり増えたので大きな尼崎ぱーちー→その中でまた味濃い人を探し小さいけど前よりは小さくない尼崎ぱーちーを開催→そこに関係する人全て実行委員になる→実行委員がかなり増えたのでさらに大きな尼崎ぱーちー→その中でで味濃い人探し小さいというかもはや小さくない尼崎ぱーちーを開催→そこに関係する人全て実行委員という味濃いループが実現したら来場者の6割が実行委員という味濃くてもうようわからんみたいな感じになるなーなんて私の頭の中でグルグルループしていきました

これが実現するとかしないとかではなくそのくらい誰のものでもなく誰のものでもあるのが尼崎ぱーちーなんじゃないかなって思うんです

私もやってみたいけど尼崎じゃないからなんて1ピコグラムの足枷にもならないので動いてみてください

伊丹ぱーちーや豊中ぱーちー、芦屋ぱーちーはなんだかお洒落そうっすね

もっとミニマムに常光寺ぱーちーに下坂部2丁目ぱーちーなんだってできると思います

そういう風にシステムが必要ならきっと実行委員の方は協力してくれると思うんです

尼崎ぱーちー出店者PEACOCK64の英ちゃんが踊る大捜査線の織田裕二よろしく事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだばりに街は建造物とかでできてるんじゃない人でできてるんだみたいな事をいっていました

そうっすよね

実行委員メンバーでシャトルバスから尼崎ぱーちーへの案内を置きに行った時にロールプレイングゲームあんまりやった事ないですがラスボスを倒しに行くような、おっしゃ行くぞ見とけよこら的な心強さがありました

ミーティングで100個意見言って、そのほとんどが本筋と無関係、関係があってもクズみたいな意見をいう私の事を実行委員の皆さんは心の中で「白田黙れ」と何度も唱えたこともあったかと思うのに、実行委員の皆さんは私にとても優しく本当にいいチームに参加できて嬉しかったです

実行委員の皆さんに感謝ですね

このblogを読んでくださった皆さんにも感謝です

約2カ月の間駄文にお付き合いいただきありがとうございました

なんだか尼崎を離れ旅に出そうな雰囲気ですね

白田は顔的にブータンに行くんだろうなみたいな流れは全くないです

変わらず尼崎から世界に発信していけるよう日々精進いたしますので変わらずお付き合いよろしくお願い致します

街は人でできている

なら尼崎は素晴らしい街だぜ、もっと素晴らしい街になっていく

そう確信できる素晴らしい1日でした

また皆さまにお会いできる事を少し哲学的で難しい言い回しになってしまいますが、超楽しみにしてます

感謝

当日の写真はこちらからご覧ください(ちょっと下の方にあります)

https://www.facebook.com/amagasakiamapa/